調査

2019年9月14日 遠隔ヒーリングの実験

9月14日、住田まり子さんのサロン「みちあかり」で遠隔ヒーリングの実験を行いました。

遠隔ヒーリングが病気や怪我に効果があるという医学的な研究報告があります(たとえば17のランダム比較研究をメタ分析した Hodge (2007))。

そして、そのような効果を及ぼす力がいったい何なのかを明らかにしようと奮闘している研究者がいます。その筆頭が日本が誇る、明治大学の小久保秀之先生です。小久保先生は生体が発する力は生体による計測が馴染むのではないかという革命的な発想のもと、キュウリ切片を用いてヒーリングの力を計測するという画期的な計測法を開発されました。そして10年にわたる研究成果は2015年のKi or Psi--Anomalous Remote Effects of Mind-Body System: Biophysical Approach to Unknown Powerに結実し学会でも話題になっています。

今回の実験では、なんとその小久保秀之先生が計測の協力をしてくださいました。と言っても、準備の大変なキュウリ切片による計測ではなく、地球意識計画(Global Consciousness Project)と呼ばれる、人間の意識が物理世界に及ぼす影響を検証している大規模な研究で使われている乱数発生装置を使った測定です。2013年にNHKで放送された番組『超常現象』の中で、巨大な人形を燃やす「バーニングマン」というイベントで参加者の意識の高揚による影響を測る装置としても用いられました。小久保先生がその装置をみちあかりに持ち込んでくださり、12時30分から10分、Facebookのイベントページを通して募ったボランティアの皆さんに装置に向かってヒーリングのエネルギーを送っていただきました。

結果の分析には少し時間がかかりますが、判明し次第ご報告させていただきます。

装置を使った様々な実験について知りたいという方は、以下の小久保秀之先生のサイトをごらんください:
http://kokubo.cool.coocan.jp/CurrentStudy01.html#ritual

装置そのものについて知りたい、という方は以下の明治大学の石川先生のサイトをごらんください:
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/3-5.htm

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