人体科学会第28回大会発表ご案内(会員企画セッション「美と健康」)

いよいよ2日め、12月2日(日)のご案内、第一弾。筑波技術大学教授で脳神経外科医で人体科学会前会長でもある鮎澤聡先生企画による会員セッション『美と健康』です。人間を「いのち」が「かたに」になったもの、すなわち「いのち」の顕現ととらえる鮎澤先生は、「人間が『いのち』に根拠をおいた存在であるならば、人は本来的に美しいはずである」、と説きます。そして「美しくなること、或いは美と接することは、いのちの自覚、ひいては健康につながるのであろうか」と問いかけます。その問いに対して、「いのち」に立脚した体系を持つ東洋医学の立場から三人の演者が以下の報告を行い、討論を行う予定です。

・金子武良先生(金子指圧治療院)による「身体バランスから美へ」
・石原克己先生(東明堂石原鍼灸院)による「五階層からみた美と健康」
・平地治美先生(千葉大学)による「漢方からみた美と健康」

医師としてのお立場から「いのち」と身体の問題について長年取り組まれてこられた鮎澤先生の企画によるセッション、今回は「美」という切り口から「いのち」に迫ります。どうぞお楽しみに。

(ちなみに鮎澤先生は、日本における最初の当事者による臨死体験報告である『死ぬ瞬間のメッセージ:ある少年の臨死体験』(野掘拓路/カール・ベッカー)の当事者である野掘少年を担当したお医者様です。)

タイトルとURLをコピーしました