柴田久美子さんの新刊

「人生の、たとえ99%が不幸だとしても、最後の1%がしあわせならば、その人の人生はしあわせなものに変わる。」このマザーテレサの言葉を胸に、一人でも多くの方が愛に包まれて人生の最後を迎えられる社会にしようと日本看取り士会を立ち上げられた柴田久美子さん。その志は多くの方の心に響き、現在は1,400名を超える方が見取り士として活躍していらっしゃいます。本書では、柴田久美子さん、仏教者の新田崇信さん、神職の鈴木哲司さん(いずれも看取り士)の御三方が宗教の枠を超えて、それぞれのご体験を踏まえながら霊性を重視したより豊かな社会の構築について語っておられます。巻末には、ロサンゼルス映画祭りで三冠を達成した『みとりし』の主演俳優である榎木孝明さんと柴田久美子さんの対談も収録されています。全編愛のエネルギーに溢れた素晴らしい一冊だと思います。
 

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