人体科学会第28回大会

大会テーマ:「我々は:どこから来たのか・何者なのか・どこへ行くのか」

ごあいさつ

本大会は、中部大学で12月1日(土)~2日(日)の日程で開催する運びとなりました。愛知県の春日井市にある中部大学は、7学部30学科、6研究科17専攻を擁する総合大学です。

今回のテーマは、「我々は:どこから来たのか・何者なのか・どこへ行くのか」です。言わずとしれたポール・ゴーギャンの不朽の名作D’où Venons Nous Que Sommes Nous Où Allons Nousから取りました。作品全体に散りばめられた、古今東西の様々なモチーフが織りなす壮大なタペストリーが問いかけてくるメッセージは、「従来の学問分野の境界を越えて、文科系から医療体育系、理工系まで総合した観点に立ち、各学系総力で未知の領域(身体・気・意識・霊性など)の洞察を深め、人間の本質を探求し、将来の世界における思想的理念を求めてゆくこと」という人体科学会が掲げる目標を視覚的に見事に体現していると思います。個別の発表、シンポジウムを総体として見た時に、学会の目指す大きな目標に向かって新たな展開が見られる、そんな大会になることを願っています。

2018年1月吉日

人体科学会第28回大会実行委員長 大門 正幸

(中部大学全学共通教育部教授)