新たな門出に  

教え子の結婚式に出席して 

 

つねに前向きでした 思い出の中の貴女は 目を閉じればスーツ姿の 貴女がうかびます

卒業論文、会社訪問、教員免許 つらい時期を愚痴ひとつこぼさずただひたむきな 貴女

神戸の街が揺れ貴女が 大きな悲しみを背負った時 ただ祈ることしかできぬ自分に唇噛みました そして

貴女からの手紙を見る度に 貴女のしあわせを 祈りました

 

彼との結婚の話を聞いた時には だから 何度もおめでとうとつぶやきながら涙こぼしました

まるで我が子をおくりだすようなうれしさと 淋しさの混ざり合った涙だと言えば貴女にわらわれてしまう でしょうか。

結婚式の招待状を見る度に 貴女のしあわせを 感じました

 

白いドレスにつつまれた貴女の 今の姿を 心の中に

彼に手を引かれはにかみ微笑む貴女の姿を心の中に

刻み込んでおきます いつまでも

 

白いドレスにつつまれた貴女の今の姿を心の中に

彼に手を引かれはにかみ微笑む貴女の姿を心の中に

刻み込んでおきます いつまでも いつまでも

 

常に前向きですね 目の前の貴方は 思いでの貴方が今の貴方に重なり合います

新しい暮らしの中で今のこの悦びが 大きく より大きく育っていきますように

目の前の貴方を見るたびに 貴方の幸せが感じられて だから

 

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